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若者が考える仕事と育児の両立について
若者が考える「仕事と育児の両立」には、理想と現実のギャップがありつつも、前向きな意識が広がっています。厚生労働省の「共育(トモイク)プロジェクト」による調査結果から、以下のような傾向が見えてきます。
1. 若者の意識と価値観の変化
- 約7割が「性別は関係ない」と回答
育児や家事の分担において、男女の役割に対する固定観念が薄れつつあります。 - 「共育てをしたいが、社会や職場の支援が必要」64.8%
理想はあるものの、制度や環境の整備が不可欠と感じている層が多いです。 - 育休取得意向が高い(71.8%)
そのうち約8割が「1か月以上の育休」を希望しており、長期的な育児参加への意欲が見られます。
2.企業に求める支援と働き方の理想
- 理想の働き方として重視される要素
- 柔軟な働き方(在宅勤務など)
- 残業時間の抑制
- 有給休暇の取得促進
- 理想の働き方が実現すると「仕事のモチベーションが高まる」74.4%
働き方の柔軟性が、仕事への意欲にも直結しています。 - 理想が実現できていない層は離職意向が高い
子育て期間中に理想の働き方ができていないと、離職の可能性が24.3ポイント高くなる傾向があります。
3.就職活動で重視される情報
- 男性の育休取得率
- 育休取得者へのサポート体制
- 育児支援制度の内容
これらは、若者が企業を選ぶ際の重要な判断材料になっています。
2025年09月19日