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テレワーク導入のルール作りガイド
1. まず押さえるべき基本方針
- 目的を明確化
例:生産性向上、働き方の柔軟化、BCP対策など - 対象者の基準を設定
業務内容・評価基準・セキュリティ要件など - 勤務形態の種類を定義
在宅勤務、モバイルワーク、サテライトオフィス勤務など
2. 必ず盛り込むべき10のルール項目
以下は複数の専門サイトで共通して推奨されている必須項目です。
① 勤務時間・休憩ルール
- 始業・終業の報告方法(チャット、勤怠システムなど)
- 中抜けの扱い(育児・介護など)
- 時間外労働の申請方法
② 勤怠管理の方法
- 打刻方法(PCログ、アプリ、自己申告+上長承認など)
- 業務開始・終了の証跡
③ 業務内容・成果の明確化
- テレワークで可能な業務の範囲
- 目標設定と評価方法
④ コミュニケーションルール
- 定例ミーティングの頻度
- チャットの既読・返信ルール
- カメラON/OFFの基準
⑤ 情報セキュリティ
- PC・スマホの取り扱い(持ち出し可否、暗号化)
- Wi-Fi利用ルール(自宅・公共の違い)
- 書類の持ち出し禁止・廃棄ルール
⑥ 費用負担
- 通信費・電気代の扱い
- 会社貸与品の範囲(PC、モニター、椅子など)
⑦ 勤務場所の条件
- 自宅以外の利用可否(カフェ、コワーキングなど)
- セキュリティ確保の条件
⑧ 服務規律
- 勤務中の私用行為の扱い
- 家族・同居人への情報漏洩防止
⑨ 申請・承認フロー
- テレワーク申請の手順
- 緊急時の出社命令の扱い
⑩ 安全衛生
- 作業環境(椅子・机・照明など)
- メンタルヘルスケア
3. ルール作成のステップ(実務向け)
ステップ1:現状分析
- 業務内容、セキュリティレベル、社員の希望を整理
ステップ2:ルール案の作成
- 上記10項目をベースに自社向けにカスタマイズ
ステップ3:従業員代表の意見聴取
- 就業規則変更が必要な場合は必須
ステップ4:社内説明・トライアル運用
- 1〜3ヶ月の試行期間を設けるとトラブルが減る
ステップ5:正式導入・定期見直し
- 半年〜1年ごとに改善
4. ルール作りの成功ポイント
- 曖昧な表現を避ける(例:適宜、必要に応じて)
- 社員の不満が出やすい「費用負担」「勤怠管理」は特に明確に
- セキュリティはISMSレベルを参考にすると安心
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運用できるルールにする(理想論だけにしない)
2026年01月19日
